私の萎んだり膨らんだりしている人生の中の「減」のお話
数年ぶりに体重計に乗りました。
いやーすごい、笑いが出る数字。
もう良い加減、太るのやめて痩せようと思います。
しかし、その決意するにあたって、いくつか自分の中で消化したいことがあるので記事にします。しばしお付き合いいただけると幸いです。
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波乗りは難しい
日々是波乗り
私には、好調と不調の波があります。その波は10代半ばの持病が始まったころから延々と寄せては返しているのですが、今は随分と穏やかかつ規則的です。
その昔、波を痛感し始めた最初の頃である10代半ばは、葛飾北斎も驚くレベルの荒波でした。
めちゃくちゃ好調だと、あらゆることをやってのけ、新しいことに踏み出し、目まぐるしくクルクル動いて回る。でも不意に不調になると、生きる屍レベルに何も出来なくなる。それだけで済めばまだ良い方で、時には泣いたり喚いたりちょっと暴れたり…という様相。
そのため両親を始め周りの方々には大変ご迷惑をおかけしました。
どうやってその荒波が今のレベルまで落ち着いたかというと、それはもう一言で言えば「時間が解決した」という感じなのですが、一つ能動的なことがあったとすれば「波を感知するようにした」ということです。これは「認知」でも良いかも知れない。
波を感知/認知する
これは何にも難しいことではなくて、ただ「あー今の私は好調だわ」「いやーダメだわー今不調だわ」と、波を気にかけることです。
最初は波の天辺と底辺だけしか気づかないもので、要は絶好調と絶不調の時にだけ波の存在を思い出したりするのですが、段々と「今は好調に差し掛かっているぞ」とか「少し不調に傾き始めているのでは」という、波の動きがわかってきます。
私の場合は月の満ち欠けとかバイオリズムとかそういう難しいものはよく存じ上げず、ただ単純に自分の波だけを淡々と観測しています。でも人によっては、何か自分の指標になる既存のリズムが見つかるということもあるかも知れません。それはそれで大いに便利なので使うべきだと思います。
兎にも角にも、今の自分はどんな波の状態であるかを日々気にかけることが大事だと、私は思います。
防波堤建設計画
波を感知/認知できるようになったら、次は「防波堤を持つ」ことです。これがなかなか難しい。
全ての波の動きに気づく必要はなくて、シンプルに「これから不調の大きな波が来る!備えろ!」という気づきを得られるようにします。気づきを得られたら、その波が来る前に防波堤を建ててしまいます。
私の場合、とりあえず波を抑えつけよう無に返そうとは思わず、出来るだけ小さな被害で済むようにしようと考えます。
行動を最小限にしたり、自分を癒すことや楽しくすることに注力したり、時にはボーッと無為に過ごすことも許したり。難しい考え事は一時止めてみて、頭を使わず気分がアガることを探してみたり。
これを繰り返していくと、段々と自分の不調を予測して、不調を予防してしまうということが出来るようになってきます。
陸サーファー
と、ここまで書いておきながら私もまだ、完全に不調を予防することが出来てなかったりします。
私の場合多いのが、不調に気づいた頃にはもう既に不調の中にいて、上手く防波堤を建てられず、何も出来ないでいることです。わりとこれをここ数年、何かにつけてやってしまっています。
もっと注意深く波の機微に気づかねばならない…と思ってはいるのですが、元来アッパラパーな性格なので、不調の波が去ってしまうと「よっしゃ、とりあえず今回も生きて好調へと帰ってきた!ようやった!お疲れさん!乾杯!」と、そんなことすぐ忘れてしまいます。
今回この記事を書いたのも、一つはこのアッパラパーをどうにか出来たらと思って書きました。
ちなみに今は、穏やかではありますが不調の波が来て、底を打ち、少し好調へと差し掛かっているところです。要は今のうちに波の機微に気づく工夫を講じ始めるのが大事、多分。
これが終わったら、手帳に向かって何か良い策がないか考えてみたいと思います。良いのが見つかったら、またここに書きに来ますね。
私と文章
超絶お久しぶりです、 ひさめです。
今日は、超絶おひさしぶりにブログを更新するにあたって、とりあえず「私と文章」という作文から始めていきたいと思います。
私と文章
私は、上手・下手は置いといて、昔から文章を書くことがすごく好きです。
文字を覚えるよりも早く、お絵かきをすべきスケッチブックに謎の新聞(文字らしきものが新聞っぽいレイアウトで並んでいるので、多分新聞)を書いてみたり、全然読めないのに両親の読んでいる新聞や雑誌を眺めてみたり、それを再現するべくまたスケッチブックに向かい… と、とにかく文字に対する渇望が半端なかった子供でした。
なので自ら進んで「文字教えて!」と両親にせがみ、同年代の周りの子供たちより少し早めに文字の読み書きを心得ました。
両親は私が何かの見出しや商品名を正しく読み上げられたらとても喜んでくれましたし、間違っていたら正しく訂正してくれたり、読み上げることは出来ても意味がわからないものは意味を教えてくれたり、時には「自分で調べてごらんと」辞書を渡してくれたり。
そのやりとりが嬉しいものだったので、両親とお出かけした時には私は「街の看板読み上げマシーン」と化していました。
一通り日本語を読み書き出来るようになると次は英語…の一歩手前でローマ字にハマりました。
子供って皆一度は「暗号」にハマると思うのですが、私の場合は同年代の周りの子供たちより少し早めにローマ字をマスターすることが私にとっての「暗号」でした。
これまた「ローマ字教えて〜!」と両親にせがみ、会得し、それを見ていた祖父が「そんなに文字が好きなら、これをあげよう」とくれたのが、祖父のおさがりの古いワープロ。
これが私とキーボードーデバイスの「初めまして!」であり、後から考えるとこの辺りから今の文字中毒が着実に養われ始めたのだと思います。
日々、ワープロの何がそんなに楽しいの?と笑われるくらいワープロに向かい、文章を作っていました。
そこからしばらく経って、2000年頃にWindowsとインターネットとの「初めまして!」をしてからというのは、すごーーーく長くなるので本日はここまでにします。
文章が私にもたらすもの
で、なぜそんな話をしたかと言いますと、私にとって「文字」や「文章」、特に「作文」というものは、一つの「回復アイテム」であると、ほんのつい先程、気付いたからです。
私には、10代半ばからの腐れ縁である持病とか、それに伴う好調と不調の波とか、とにかく日々の暮らしを淡々と進めてようとしても度々躓く、ままならないことが多々あります。
そんなままならない時に何をすべきか、それはままならない内容によってその都度変わってくるのですが、どんなままならないことにも全般的に効くお守り薬のようなものが「文章を書く」ということなのです。
それは時に、私のカウンセラーでありメンターである両親へ長文LINEを送ることだったり、祖父母へ手紙を書くことだったり、手帳に向かうことだったり、Twitterで呟くことだったり。
コロちゃんのせいで色々ままならないので、文章を書くことにしました
今、世は 母様の言う所の「コロちゃん大暴れ」すなわち、コロナのせいで大混乱です。
私の生活も少なからず影響を受けており、まず第一に休日がどんと増えました。それで自由時間がどんと出来ました。そうすると考え事をする時間もぐんと増えました。
そして、それらは私の不調時には、ほんわかぱっぱ・ボケーッ・のほほん とした生活を妨げる、如何ともし難いノイズになります。
言うても、私の考えることなんてたかが知れてるのですが、それでもいっぱい色んなことが頭の中を行ったり来たりします。
それをどうにか「文章を書く」ことを通して、そこそこ綺麗な形にまとめて頭から追い出すなり、それを読んだ方から感想やアドバイスを頂くなり、単純に書くことで「回復」したいと思っています。
長くはなりましたが、私の性格上、日々コツコツというよりは思い立った時にドバーッと更新すると思います。
何卒よろしくお願い致します。
映画「ベイビー・ドライバー」をオススメします。
インターネットでにわかに人気が出ていて、おっとこれは最近よく見る流れだな…と映画館に足を運んだ、そんな経緯の「ベイビー・ドライバー」。
お恥ずかしながら出演者のほとんど知らない方(唯一1人だけわかりました、えーっと誰だっけ)だし、事前情報はざっくりとしたあらすじと、アメリカでヒット中、それを受けて日本での公開が急遽決定したということ。
さてどうなることやら〜と始まってみたら、
まぁーーーのっけからゴキゲンです。最高の掴み。そして我々観客はスムーズに、いかにして天才ドライバー「ベイビー」が音楽と共に「仕事」をやり遂げるのかを理解します。
あとは、ベイビーの運転する車の助手席に乗って過激なドライブを楽しむのみ!という具合に、ノンストレス・ハイテンション・スーパークールに物語は進んでいきます。
音楽が映画の軸を作っているかのような作品で、ノリに乗ってアクションも音楽に!まるでミュージカル!あっこの感じ、進研ゼミならぬキングスマンで習ったところだ!と思ったりする、とにかく音楽の彩り豊かな映像の連続。
ベイビーば外では寡黙で、感情を表さず、ミステリアス。幼少期の悲劇が耳鳴りを伴って暗い影を落とす。でも、家に帰れば耳が不自由な養父の前で歌って踊っておちゃらけまくり!の愛すべき青年です。
このギャップが本当に上手に演じられていて、どんどんベイビーの魅力に引き込まれていきます。
ベイビーの趣味はポータブルレコーダーで日常の会話の断片を録音し、それをミックスして楽曲を作ること。
この過程がまた鮮やかで、ベイビー頼む、そのカセットテープの中身全部SoundCloudに上げて聴かせてくれ!!!
そして運命の女性、デボラ。運命的に惹かれあった2人のやりとりは洒脱でお茶目で、甘酸っぱい。それでいてとても温かく優しい。
最初クライムアクションムービーって聞いてたんですけど、なんか急にラブロマンスムービーになりましたよ⁉︎ と若干戸惑うくらい輝かしい恋模様。
でもただでは終われない。そのあとは速度計の針ぶっ飛ぶ勢いで怒涛の展開です。振り落とされまいと思わず助手席、じゃなかった映画館の座席をぎゅっと手で握ってしまう。そんな感じ。
最後、私はすごく気持ちの良い終わり方でした。
娯楽映画たるものかくあるべきだ、という心地良さ。
最後までノリ良く進んでいくので更に気持ちが良い。
そんなわけで、なんかこう見た後良い気分になる映画ないかな〜と最近思っている方は、ぜひぜひすぐに劇場へ足を運んでいただきたい。そんな作品「ベイビー・ドライバー」でした。
今あえてブログ、というかインターネット日記を書いてみよう。
そうだ、インターネットに日記を書こう。
はてなブログは興味があっても「書式が面倒そう」という理由で避けてきました。
過去にAmebaとFC2、Tumblrでブログを書いていたことがありましたが、結局どこのブログも何かしらの面倒臭さを感じて続きませんでした。
そもそも、ブログ、というか「インターネットで日記を公開する」という行為、インターネットに思ったことを書いて晒すことが、私にとってはちょっと怖さのあることなのです。
Facebookですら毎度おろおろしながら公開するビビリです。 そうです、大変ビビリです。
でも最近、改めてブログをやってみたいと思いました。
社会人になって、言いたいことが言えないことが増えました。話したい話が出来なくて、もやもやする。
そして何より、はてなブログは書いてる人たちがなんか楽しそう。妙に楽しそう。ただブログを書くんじゃなくて「はてなブログを書く楽しさ」がありそう。
私も体験したい、はてなブログの楽しさ。
というわけで、どうなることやら始めてみます。